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4月の新学期になり、お子さんがサッカーを始めたり、社会人になり久しぶりにサッカーを再開したりと、この時期は特にサッカーに関わる方が多くなる季節だと思います。
その時に『サッカーの審判資格のある人がいない』や『チームのコーチは審判資格はあるけど試合中は審判をすることができない』などの問題も出てきたりする時期であります。
そもそも、『サッカーの審判は何か?』から調べてみました。
サッカー審判の3級の合格率は?4級から上がる為には?必要条件と試験の難易度
サッカーの審判員は、1級から4級までの等級に分かれており、上級になるほど試合のレベルや責任も高くなります。4級は講習のみで取得できますが、3級になるには一定の実績と試験に合格する必要があります。では、サッカー審判の3級の合格率はどのくらいなのでしょうか?また、4級から3級に昇級するためにはどのような条件や対策が必要なのでしょうか?この記事では、サッカー審判の3級の取得方法と試験の難易度について解説します。
サッカー審判の3級の合格率
サッカー審判の3級の合格率は、非公開です。しかし、一般的には、およそ6割程度と言われています。これは、4級の合格率がほぼ100%に近いことを考えると、かなり低い数字です。3級になるには、4級の資格を持っているだけでは不十分で、審判としての技量や知識が問われます。3級の試験は、筆記試験と体力テストの2つからなり、どちらも合格しなければなりません。筆記試験では、サッカーの競技規則に関する問題が出題されます。体力テストでは、ランニングと歩行を繰り返す運動能力が測定されます。どちらも難易度は高く、審査に合格するためには、事前の勉強とトレーニングが必要です。
サッカー審判の3級の受験条件
サッカー審判の3級の受験条件は、都道府県によって異なりますが、基本的には以下の2点を満たす必要があります。
• 4級を取得してから半年以上経過していること
• 審判実績として、15試合以上の経験があること(そのうち主審8試合、副審5試合は必須)
この審判実績は、レフェリーノートに記録しておく必要があります。レフェリーノートとは、審判員が試合の情報や判定を記入するノートです。試合が開催された日時や場所、出場チームやスコア、自分の役割や判定などを記録します。このレフェリーノートの写しを、審査の申し込み時に協会に提出する必要があります。レフェリーノートは、JFAのオンラインストアで購入できます。
サッカー審判の3級の試験の難易度
サッカー審判の3級の試験の難易度は、4級よりかなり高くなります。試験の流れは以下のようになります。
• 1次審査:書類審査(レフェリーノートの写しの提出)
• 2次審査:筆記試験と体力テスト
• 講習会:筆記試験と体力テストに合格した者のみ受講
筆記試験では、サッカーの競技規則に関する問題が45分間で出題されます。問題は、オフサイドやファウルなどの判定基準や、ゴールやユニフォームなどの規定などがあります。競技規則を熟知していなければ、正解するのは難しいでしょう。過去問を参考にして、勉強することがおすすめです。
体力テストでは、ランニングと歩行を繰り返す運動能力が測定されます。距離は、男性は1,500m、女性は1,200mです。時間は、男性は7分以内、女性は8分以内に完走しなければなりません。ランニングと歩行の割合は、男性は75:25、女性は60:40です。つまり、男性は1,125mを走り、375mを歩き、女性は720mを走り、480mを歩くことになります。このテストは、審判員として必要な体力や持久力を試すものです。普段からランニングやウォーキングなどでトレーニングすることが必要です。
まとめ
サッカー審判の3級は、4級よりも高いレベルの試合を担当できる資格です。しかし、合格率は6割程度と低く、審判としての実績や試験に合格するためには、事前の準備が必要です。筆記試験と体力テストの2つに合格しなければなりません。筆記試験では、競技規則を熟知しておくことが重要です。体力テストでは、ランニングと歩行を繰り返す運動能力が測定されます。普段から勉強とトレーニングをして、3級審判員の資格を目指しましょう。