サッカー4級審判の登録者向け実践練習会(4級資格者向け)3級合格へ向けてレベルアップ

サッカーの審判

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審判トレセンに参加させていただきました。

審判資格がありJFAに登録している方にメールが送られています。

(協会支部のスタッフが運営をされておりました)

今回、主に4つのテーマで練習をしてきました。参加者がおよそ60人位で90分間の練習ですので、なかなか一人あたりの時間は少ない気がしました。

ただ、他人がやっている時もしっかり見ていると、それ自体も勉強になりますので、密度の濃い貴重な時間を過ごせました。

目的は、初心者の方や、実践から離れている方向けに練習機会を提供して頂いているとの事でした。

4つの事を練習しました。

①ウォーミングアップ

②オフサイドのタイミングの練習と旗上げ

③PKの進め方

④タッチラインからボールアウトしてからの

    アウトオブプレー後の再開ジャッジ

などを今回体験してきました。

①ウォーミングアップ

 アキレス腱伸ばし

 足のクロスステップ

 

②オフサイドのタイミングの練習と旗上げ

ご存知の方がほとんどだとは思いますが、新たな解釈の部分もございますので、

まず、オフサイドとは何かをお話しします。

オフサイドは、サッカーのルールの中でも最もわかりづらいものの一つです。簡潔に言えば、「待ち伏せを禁止するルール」となります。ゴール前に残ってプレーできないように考えられており、このルールによって競技のスピーディーさやダイナミックさ、インテリチックでクレバーな要素がサッカーに生まれています。

オフサイドの基本的なポイントを抜粋してみましょう。

1.オフサイドポジション

後方から2人目の相手競技者より前方に位置することです。多くの場合、最後方はゴールキーパー(GK)なので、最後方の相手フィールドプレーヤーよりゴールラインに近い位置になります。オフサイドラインは、GKを含めた相手競技者の最後方から2人目の位置を基準に設定されています。

2.判定基準

手や腕が前方に出ていてもオフサイドポジションになりますが、手や腕だけが出ていてもオフサイドではありません。

オフサイドポジションに居るだけではオフサイドの反則にはなりません。

反則になる為の条件

⭐️プレーに関与しているか?

オフサイドポジションに居る人間が、オフサイドポジションに出されたボールに対し反応しているか?

していないか?

→具体的に説明しますと、守備側の人間がオフサイドポジションの人間に対し、守備に行けてるか、行けてないかで判断が違うそうです。

もし、オフサイドポジションの人間が、守備側の人間と一緒にボールに向かった場合はオフサイドになります。

守備側の人間が近くに居ない場合は、オフサイドポジションの人間が、

ボールに触ったか?

触ってないか?

でオフサイドになるかの判断をするとの事でした。

ルール改定により明確に規定されました。

協会の審判の方々達の見解でしたので、間違いないと思います。

こちらの練習内容は、

守備側2人がいて、その2人の間に攻撃側の人が歩いて行きます。

ボールの出し手を確認しながら、攻撃側の人間がボールを受けた時に、

オフサイドか?

ノンオフサイドか?

をサイドライン側からジャッジする練習です。

③PKの進め方

ペナルティキック(PK)は、サッカーの試合において非常に重要な瞬間です。審判がPKの際にどのように進めるべきかの練習をしました。

練習方法は、4人順番で配置に付いて順番にやっていきます。

1番目は主審

2番目は副審

3番目はPKを蹴る人間

4番目はキーパー

の順番でそれぞれ交代で受け持ちます。

1. PKの宣告

試合中に反則が発生し、PKが与えられる場合、審判はまず笛を吹いてプレーを停止します。

次に、ペナルティスポットを指し、PKが与えられることを示します。これは選手、コーチ、観客に対して明確に伝えるために重要です。

この時のポイント

笛は『堂々と力強く吹く事が重要!』と言われました。

自信なく笛を吹くと選手に文句を言われるので、しっかりやるようにと言われました。

2. キッカーの選定と確認

PKを蹴る選手(キッカー)は、攻撃チームによって選ばれます。

審判はキッカーを確認し、他の選手が干渉しないように注意を払います。

この時についでに、『ペナルティーマークの上にボールがのっている事を確認しておく事』

と言われました。

3. ゴールキーパーの位置

ゴールキーパーは、キックが行われる前にゴールライン上に両足を置かなければなりません。

審判はこれを確認し、ゴールキーパーが正しい位置にいることを確認します。

4. ペナルティエリアの管理

他の選手は、キックが行われるまでペナルティエリアおよびペナルティアーク(Dゾーン)に入ってはいけません。審判はこの規則を厳守させるために、プレイヤーの位置を監視します。

5. 笛を吹いてキックの合図

審判が準備完了と判断したら、手はゴール方向へむけて、笛を吹いてキッカーにキックの合図を送ります。

これにより、キックが正式に開始されます。

6. キックの監視

キックが行われた瞬間、審判はゴールキーパーや他の選手の動きを注意深く観察します。ゴールキーパーがキック前に前進したり、他の選手が早期にペナルティエリアに侵入した場合、反則として再キックが命じられることがあります。

7. ゴールの確認

ボールがゴールに入った場合、審判は得点を確認し、センターサークルを指して得点を示します。得点が認められない場合は、その理由を明確に伝えます。

8. 再キックの判断

何らかの反則があった場合、審判は再キックを命じることができます。これは、ゴールキーパーが不正に動いたり、他の選手が早くペナルティエリアに侵入した場合などです。

9. 心理的な管理

PKの場面では、選手たちの心理状態が重要です。審判は冷静さを保ち、選手たちが焦らずにプレーできるよう配慮する必要があります。特に、キッカーに対してはプレッシャーを感じさせないように注意します。

ペナルティキックの進行は、審判にとって非常にデリケートな業務です。正確な判断と公正な進行が求められます。これにより、試合の公正性が保たれ、選手たちの信頼を得ることができます。審判は常にルールを守り、冷静かつ公平に行動することが求められます。

④タッチラインからボールアウトしてからのアウトオブプレー後の再開ジャッジ

ボールを貰って攻撃する側が、攻める方向に旗を指します。

人によっては、ボールを出した側を指す、と言う方もいらっしゃいます。

自分のやり易い方法で良いと思います。

ただ、実績に再開のジャッジも慣れてないと、右、左のどちらに上げれば良いか分からない方もいらっしゃいました。

実際、自分で全て仕切ってファールがあったところから、スタートさせるまでをやってみると、見て覚えているつもりでもすぐにテキパキ動けなかったり、忘れてしまっていたり、以外と完璧に動けないものだと感じました。

今回の練習は参加させていただき有意義だと思いました。

次回あれば必ず参加したいです。

情報があればまた報告いたします。

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